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2006年06月04日 (日) 15時17分| 編集 |
くま社長です。
前回、前々回とラグビーから学ぶ強い組織のつくりかたとマネージャー、指導教育をする立場の人に求められる要素について書きました。

今回はまとめとして、勝つ組織に必要不可欠なモチベーションの高め方と現代の若い世代に対する指導・教育の仕方のコツについてです。

よく、教育の現場で話されることは「若い世代の”耐性”が弱くなっている」ということがあります。昔であれば、多少の体罰は容認されていたし反骨精神というものが大きな成長の要素にもなっていました。(もちろん体罰についてはその性質によっては容認すべきものではないと思います)
しかし現代ではこういったことは”流行らず”、若い世代はキツイことをいうと辞めてしまう
という傾向が非常に高いという状況があるというのです。

これでは、いくら優れた指導者であっても勝つチームにすることはできません。
人がいなくなってしまうのですから(笑)
ではどうすればいいかというと、引き寄せる指導がコツだというのです。
どういうことかというと、できないことを叱るのではなく、できるのにやらないことに対して叱るということです。一生懸命取り組んでいても、人それぞれの能力や性質にとってはどうしても結果が出にくいということはあります。それに対して叱り付けるとやる気がなくなり、辞めてしまうのだそうです。

ここのところ、ニートの問題がよく取りざたされています。
ニートと呼ばれる層には様々な人がいるとは思いますが、よくよく見てみると
(1)比較的家庭が裕福
(2)本人の知的レベルは高め
(3)超がつくほど真面目

という傾向があるようです。どうも世の中を難しく考えすぎるというフシがあるようで、上記のような”叱られる”という自信喪失の機会があると意欲自体を失ってしまって引きこもってしまうようなのです。

全ての事象がそうではないとは思いますが、こういう傾向を指導側・育成側がしっかりと認識し対応することがやり切れてはいないからではないでしょうか。

現場でこのような問題に直面している管理者や子育てをされる方はぜひ一度このことを見つめていただくとヒントがでてくるかもしれませんね。
引き寄せる指導ができるチームやモチベーションが高い組織にはある共通の傾向があるようです。
それは。。。。

(1)個人がやりたいと思うことと、チームや団体が目指したい目標や理念が共通している
(2)目標に向かった日々の行動が取れている
(3)それに見合った報酬を経営側は支払っている
(4)この人と一緒に働きたい、この人に喜んでもらいたいと思える人がいる。
   または自分がそうなっている


ということです。
組織の運営側やチームの管理者がいくら壮大な理念や目標を掲げていてもそれを遂行、実施するのは現場で活躍する人たちです。その個人が組織の目標と違ったところにやりたいと思う目標があると、これはどうあっても全力のパフォーマンスが出せるわけがありません。
第2回でも触れましたが、”人はやりたいもの、得意なものに対して力を発揮”するからです。

最近組織運営の中でも、チームの中でのパーソナリティや個人技量を重視しようという考えが出てきています。しかしこの本質を見誤ってしまうと良くないことが起きてしまいます。
団体としてとりくまなければならないのに、各個人が自分のことを見てしまい、バラバラになってしまう可能性があるのです。
それを回避する方法は、前回述べたように「チームにあわせた組織つくりではなく、個人の特性を活用する組織つくり」をすることなのかもしれませんね。

スポーツの現場でも団体競技が弱くなるのに対し、個人競技で結果をだす人たちが続出しています。これは個人競技のプレイヤーは、自分を支えてくれる人たちを”チーム”と呼び、それぞれの強みとしている所を最大限に活用しているその状態を感謝を持って重要視しているからに他なりません。マラソン 高橋尚子選手の”チームQちゃん”、水泳 北島康介の”チーム北島”などはその好例ですよね。これからの組織つくり、教育・指導においてこういうことが大きなヒントを投げかけるような気がしてなりません。

おわり
みなさんの率直な感想をぜひお寄せください。
現場サイド、管理者サイド両面からみた意見交換ができるといいなと思います。

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コメント
この記事へのコメント
今日(日曜)のコラムは昨日から楽しみにしていました。
会社の新人を育てていて特にこの3年思うのは、この「耐性」についてですね。
企業側も、過去5年で育てていた余裕がなく、3ヶ月で5年分を要求するので教わるほうも覚悟しなければならないはずですが、覚悟させる肝心の言葉を失ったまま始めているのも問題有りです。
一方で新人側から社内を見ると、分業体制が進んでいるため、「自分の仕事を制限してしまう」道にはまりやすいです。
徒弟制度の復活が必要ですね。

2006/06/05(Mon) 00:20 | URL  | えびおう #.qod7nJI[ 編集]
>えびおうさん
コメントありがとうございます!

規模によって違うのかもしれませんが、双方「○○までに~とならねばならない」と目の前の課題にせかされすぎているような傾向はでているようですよね。

最近、四半期決算の企業が増えましたが短期的な目標設定をするうえでは有効だとは思いますが、人材の教育はその人物がいる限り実施する必要がある、つまり超長期的な計画をする必要がありデメリットになりかねません。

目の前の成果が必要なのか、数年後の大いなる成果を狙っていくのか。。こういう視点でみてみるとえびおうさんのおっしゃるような徒弟制度の重要性が見えてくると思うんですけどね。。。

2006/06/05(Mon) 10:30 | URL  | くま社長 #t50BOgd.[ 編集]
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